楽天が7日発表した2019年1~9月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が141億円の赤字(前年同期は1079億円の黒字)だった。保有する米ライドシェア大手のリフト株の下落による減損損失を計上したことが響いた。
売上高にあたる売上収益は15%増の9057億円だった。主力の国内の電子商取引(EC)事業が好調だったほか、金融関連のフィンテック事業ではクレジットカード「楽天カード」の加入者増などが寄与した。一方、営業費用増加で営業利益は15%減の1129億円だった。
19年12月期通期の業績見通しは開示していない。株式市況の影響を大きく受ける証券サービスを除いた連結売上収益は、前期比で2桁成長を目指すとしている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2019-11-07 06:32:03Z
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HOJ_X01C19A1000000/
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