Tuesday, September 7, 2021

メルセデス代表、離脱決定のボッタスに感謝「彼はチームに留まるのに十分値する存在だ」 - Motorsport.com 日本

 アルファロメオは9月6日(月)に、バルテリ・ボッタスと2022年からの複数年契約を締結したことを発表した。これを受けてメルセデスのトト・ウルフ代表がコメントを発表。これまでのチームへの貢献を讃え、来季もチームに留まるに十分に値する存在だったと語った。

 ニコ・ロズベルグの後任として2017年からメルセデスのドライバーを務めてきたボッタス。現在が5年目のシーズンということになるが、その間9勝を挙げ、チームのダブルタイトル獲得に貢献し続けてきた。

 ウルフ代表は共に戦ってきたシーズンを振り返り、ボッタスの貢献に感謝。十分な活躍をしてきたと語った。

「これは我々にとって、簡単なプロセスでも、簡単な決定でもなかった」

 そうウルフ代表は語った。

「バルテリはこれまでの5シーズンにわたって素晴らしい仕事をしてきた。彼は我々の成功と成長に不可欠な貢献をしてくれたのだ」

「彼はこのスポーツにおいて、ルイスとの間でベンチマークとも言える関係を築き上げた。それは我々がチャンピオンシップを争う上で貴重な武器となり、前例のないような成功を成し遂げるために、我々を後押ししてくれた」

「彼は絶対に、このチームに残るのに値するだろう。そして彼が来年からのアルファロメオとのエキサイティングな挑戦を選択し、F1でのキャリアを続けていくことを嬉しく思っている。時が来れば、彼はチームの全てのメンバーからの友好の印を受け取り、永遠にメルセデスファミリーの一員でありつづけるだろう」

 またボッタスも、メルセデス離脱を決めたことについてコメント。チームへの感謝を語った。

「メルセデスでの時間を振り返り、このチャンスから全てのモノを搾り出し、そしてテーブルには何も残さなかったと言えるようにしたいと思う。そしてチャンピオンを獲得して、この時間を終わらせたいと思っている」

 そうボッタスは語った。

「ルイスと共に仕事をすることは僕にとって何物にも代え難いし、F1における素晴らしい挑戦だった。僕らの関係は、チームメイトとしてコンストラクターズチャンピオンを獲得する上で大きな役割を果たした」

「今年の後半には、さよならを言う時がやってくるだろう。それは今ではないけどね。でも、共に下した決定を尊重してくれたトトとチームに感謝している」

「エキサイティングで、そして象徴的なメーカーであるアルファロメオとの新たなチャレンジを選んだこと、そしてチームが前進するのを導く手助けをする機会を得られたことについても、本当に嬉しく思っている」

「僕はこれまでと同じように、結果を求めていく。そして時が来れば、勝利を目指して戦うことになる。でも今のところ、僕の使命は明確だ。アブダビの最終ラップまで、メルセデスで全開で走ることだ」

 

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